PSA は何の略?

前立腺でつくられるタンパク質の一種で、血液検査で調べることができます。 がんの腫瘍マーカーでも用いられることがありますが、前立腺肥大などでもPSA値が上昇します。 [前立腺特異抗原]英語名 Prostate-Specific Antigen。

PSA って何の略?

PSAは「前立腺特異抗原、prostate-specific antigen」の略語で、前立腺の上皮細胞から分泌されるタンパクです。 多くは精液中に分泌されますが、ごく微量が血液中に取り込まれます。 検診などの血液検査で、しばしば今回のように「PSAが高い」と指摘されることがあります。

PSA は何の検査?

前立腺がん検診で行われる検査はPSA(Prostate specific antigen)値の測定(PSA検査)です。 PSA検査は採血で行われ、血液中にある前立腺に特異的なタンパク質である「PSA」の値を測定します。 前立腺がん検診で行われる簡便な検査のなかでもっとも精度が高い検査です。

PSA は何の数値?

前立腺特異抗原(PSA)は健康診断などで測定される前立腺がんの腫瘍マーカーです。 一般的にPSAが4.0 ng/ml以上の場合前立腺がんの可能性があり(年齢によって、3.5や3.0を基準とすることがあります)、泌尿器科専門医の受診が勧められます。

PSA 値はなぜ上がる?

上記のようにPSAが高くなる原因は(1)前立腺癌(2)前立腺肥大症(3)前立腺の炎症の3つの可能性があります。 PSAの値だけでは、それらを区別することができないため、診断の確定には「前立腺生検(前立腺の組織検査)」が必要です。

「PSA検診を受けるべきか」 〜 PSAとは?有効性を考える 〜

高感度 PSA って何?

超高感度PSAとは何ですか? 前立腺特異抗原(PSA)は、前立腺組織に特異的な糖蛋白で、血液中のPSA値は前立腺癌、前立腺肥大症、前立腺炎、その他の前立腺疾患で上昇し、特に前立腺癌患者において著しい増加が認められることから、腫瘍マーカーとして前立腺癌検診に汎用されています。

PSA検査はいくらぐらいかかるの?

人間ドックなどのオプションでPSA検査を受ける場合の費用はおおむね2,000円~3,000円、自治体の前立腺がん検診では無料の地区もありますが、500円~2,000円程度の自己負担を設定しているところもあります。 また、結果が出るまでの期間は施設により異なります。

前立腺の検査はどうする?

前立腺がんの診断には、まず「スクリーニング検査」を行います。 スクリーニング検査とは、前立腺がんの可能性がある人を見つけるための検査のことです。 採血のみの「PSA検査」のほか、施設によっては「直腸内触診」、「画像検査(経直腸的超音波《エコー》検査、前立腺MRI検査)」を併用することがあります。

前立腺 肥大 で PSA は どれくらい?

PSAは前立腺癌のスクリーニング検査として有用で、正常値は4ng/mL以下ですが、前立腺癌があると正常値を超えて上昇します。 4~10ng/mLの上昇はグレーゾーンと言われ、前立腺癌以外に、前立腺肥大症や前立腺炎でもみられることがあります。

PSA は何歳から?

2PSA検査を受ける年齢は? 何歳から測るのが良いの? 前立腺癌の検診ガイドラインでは40歳から50歳で一度PSAの測定を行うことが望ましいとされています。 その時点で基準値(4.0ng/mL)を超えている方は専門医を受診して下さい。

PSA 結果 いつ?

検査結果の判明には通常2週間程度かかりますので、退院後の最初の外来受診時に担当医から結果の説明があります。

前立腺の検査は何科ですか?

前立腺の専門的診察は泌尿器科で行います。 必ず行う検査としては、①自覚症状の評価、②直腸内指診、③尿検査、④尿流測定、⑤残尿測定、⑥血清PSA(前立腺特異抗原)測定、⑦前立腺超音波検査があり、症例を選択して行う検査としては、⑧排尿日誌、⑨尿流動態検査、⑩血清クレアチニン値の測定、⑪上部尿路超音波検査などがあります。

前立腺がんの特徴的な腫瘍マーカーはどれか?

前立腺がんの腫瘍マーカーとして、血中PSA(前立腺特異抗原)の測定は最も有用な方法です。 PSAは前立腺に特異的な蛋白質です。

前立腺まで何センチ?

前立腺は膀胱の下にあり、前には恥骨があって後ろには直腸があります。 恥骨と直腸に挟まれるようにありますので、肛門から5センチくらい入ったところを指で触ると、前立腺を触って確認することができます。

前立腺肥大かどうか?

前立腺肥大症であるかどうかは、いくつかの検査によって分かります。 検査は基本的な検査と、必要に合わせて受ける個別の検査があります。 基本的な検査には、自覚症状の評価、直腸内指診、尿検査、尿流測定、残尿測定、前立腺超音波検査、血清PSA(前立腺特異抗原)測定などです。

前立腺がんは血液検査でわかりますか?

PSA検査は、採血のみの検査で、血液中にある前立腺に特異的なタンパク質の一種「PSA」の値を測定します。 スクリーニング検査のなかで、もっとも精度が高く、簡単に受けることができます。 PSAの値が高くなるにつれ、前立腺がんである確率も高くなっていきますが、年齢により基準値が設けられています。

前立腺はどこにあるのですか?

前立腺は男性だけにある臓器で、膀胱のすぐ下、骨盤の最も深いところに位置しています。 前立腺のはたらきは、男性の生殖機能に密接に関係しています。 尿の通り道である尿道と、精液の通り道である射精管は、前立腺の中で合流します。 前立腺は大きく分けると尿道の周りの移行領域という部分と周囲の辺縁領域という部分に分けられます。

前立腺癌とはどんな病気?

前立腺がんは、前立腺の細胞が正常な細胞増殖機能を失い、無秩序に自己増殖することにより発生します。 早期の前立腺がんは、多くの場合自覚症状がありません。 しかし、尿が出にくい、排尿の回数が多いなどの症状が出ることもあります。

肝細胞癌に特徴的な腫瘍マーカーはどれか?

AFP(αフェトプロテイン)は胎児性蛋白で、肝細胞癌の腫瘍マーカーである。

乳がんの腫瘍マーカーとして有用なのはどれか?

しかし、がん再発時における病状の把握や、治療効果を確認する手立てとして、腫瘍マーカーは日常的に用いられています。 乳がんの腫瘍マーカーとしては、CEA、CA15-3、NCC-ST-439が広く用いられています。 腫瘍マーカーが異常に高ければ陽性、低くおさまっていれば陰性と判定されます。

血液検査で癌は発見できますか?

残念ながら現状では血液検査でがんの早期発見は難しいです。 人間ドックや健康診断で腫瘍マーカーを測る場合もあると思いますがあくまで補助的なものと考えてください。 レントゲンやCTなどの画像検査、超音波検査、内視鏡検査などががんの早期発見に対して基本となる検査です。

前立腺がんは完治しますか?

前立腺内にとどまっているがんを 早期に発見して適切に治療する ことで完治が可能な病気です。 早期に見つける方法は、 通常の血液検査で行え る「PSA検査」です。 PSA値が基準値よりも 高い場合は、泌尿器科専 門医のいる病院で精密 検査を受けて下さい。

前立腺を取ったらどうなるの?

前立腺には、前立腺液を分泌する働きがあります。 前立腺液は、精液の一部となり、主な働きは「精子を保護する」、「精子に栄養を与える」、「精子の運動機能を助ける」になります。 手術により取り除いた後は、これらの働きがなくなります。 また、手術後の合併症として尿漏れや勃起障害などがあります。

前立腺がん どんな検査?

前立腺がん検診は、血液検査によりPSAという前立腺に特異的なたんぱく質の値を調べる検査です。 日本においては、前立腺がんはさほど多くみられるがんではありませんでした。 しかし近年、もっとも増加しているがんのひとつとして注目されています。 50歳頃から多くなる傾向があります。

前立腺癌 何科を受診?

前立腺癌があるかどうかを診断するには、まず泌尿器科を受診してください。 一つの検査だけで診断することが難しいときには、いくつかの検査を組み合わせて行います。 近年は健康診断で腫瘍マーカー(前立腺特異抗原:PSA)が高いことがきっかけで受診される方が増えています。

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